井川線(愛称:南アルプスあぷとライン)は
本川根町の千頭駅と静岡市の井川駅を結ぶ
全長25.5kmの鉄道です。
この井川線は、もともと大井川ダム建設の
資材運搬が目的で敷設された鉄道であるため、
車両も小さく、ゆっくりとしたスピードで走る
山岳鉄道の趣をもった路線です。
平成2(1990)年に長島ダム建設にともなう
ルート変更が行なわれ、
日本で唯一のアプト式鉄道が登場しました。
 
 
   
   
「アプト式鉄道」とは、ラックレールという歯形
レールとアプト式電気機関車のギヤを噛み合わせて
急坂を登り降りする、スイスで発明された
急勾配用の鉄道です。
ラックレールは走行用レールの中央に3列に
並んで設けられており、本線区間には日本では
珍しい鉄まくらぎが使われています。
 
 
アプト区間は、アプトいちしろ駅−長島ダム駅
間の約1.4km。90パーミル(1,000m間に90m
登る)という勾配は、国内鉄道の最急勾配です。
これは、トンネルを極力少なくし、大井川沿いの
素晴らしい景色を乗客に楽しんでもらうため。
井川駅へ向かうときは、運転の安全上から
歯車のついたアプト式電気機関車が後押しする
形で、安全ブレーキの役目を果たしながら
進みます。
   
 
 
 
   
   
  リバーフロントの美しい眺望もさることながら、
自然あふれる沿線には見どころがいっぱい。
気になる駅でふらりと途中下車して、
小さな発見、してみませんか?

地図上の井川駅接岨峡温泉駅
長島ダム駅千頭駅をクリックすると、
見どころが別ウインドウで開きます。
 
   
大井川鉄道本線は、昭和初期のSL列車を今も現役で
走らせている貴重な路線。金谷駅から千頭駅間の
39.5kmをおよそ1時間で走ります。
ガタンゴトンという独特の揺れ、汽笛の音、レトロな
車内はまるで昭和初期にタイムスリップしたよう。
昔懐かしい、セピア色の旅をお楽しみください。